人間関係/マインドセット

【苦手なタイプへの対処法】人はみな「鏡」とは? 苦手な相手・許せない相手の正体

苦手なタイプ対処法

どうも、かずです。

今、僕は、セカンドキャリアへの第一歩を踏み出すために、「学び直し」の日々を送っています。

改めて書籍やセミナー等からインプットを増やしながら、今まで20年以上のサラリーマン生活で、深く考えずに当たり前だと思ってやり過ごしてきたことを、今までの自分には無かった視点から見直したりしています。

誰だって人間なので、相性の合う人と合わない人はいますよね。

明らかに、

この人と話してるとイラっとするし、嫌いだ!

という人もいるかもしれません。

そこまでではなくても、

なんかこの人、合わないんだよな・・・

よくわからないけど苦手。。。

と感じる人は少なからずいるんではないでしょうか?

今回は、そんな苦手なタイプの人への対処法について、学んだことをまとめます。

自分にとって「苦手なあの人」の正体って、実は・・・・

ご興味のある方は、是非最後までご覧ください。

1.具体的に苦手なタイプを思い浮かべてみる

まず最初に、実際に今の生活を送る上で、苦手だなーと感じる人を具体的に思い浮かべます。

例えば、こんな感情を抱く相手はいませんか?

  • なにかと反発・反対意見をぶつけてくる人
  • 自分の話を否定したり遮ってくる人
  • マウントを取られて見下されてるように感じる人
  • 特に直接何かを言われたりされたりするわけではないが、冷たくされてる気がする人
  • 嫌いじゃないんだけど2人っきりでいると気まずく感じる人

誰に言うわけでもないので、是非、属人で「この人は苦手だな」という人物を具体的に思い浮かべてみます。

一人でもいいですし、複数名浮かぶ方は、浮かぶ限り思い出してみてください。

イメージできましたか?

2.思い浮かべた人を苦手だと感じる理由を考える

続いて、頭に思い浮かべた具体的な「苦手な人物」について、どこが苦手なのかを考えてみましょう。

苦手なタイプですから、考えたくもない!と思うのも当然です。

が、ここはちょっと我慢して、冷静に、

何故、その相手に苦手意識を持っているんだろう?

と考えてみてください。

コツとしては、その相手に苦手意識やネガティブな感情を抱いた「場面」を思い出すことです。

例えば、

  • 会議の最中に、沢山の人の前で、名指して思いっきりダメ出しされた
  • 話してて、顔は笑顔なんだけど、言い方(表現)が何か刺々しい
  • 何考えてるかわからなくて、得体のしれない恐怖・違和感を感じる
  • いい人なんだろうけど、すごくおせっかいで鬱陶しい
  • 八方美人だし弱々しい感じがして、見ててイラっとしてしまう

などなど、なんてもいいんです。

パッと思い浮かんだ過去の場面などがあれば、その時に、相手に対して自分はどんな感情を抱いたかな?どう思ったかな?をできるだけ具体的に思い出してください。

思い出して来たら、それを頭で考えるだけではなく、ノートやスマホのメモ帳でいいので、具体的な言葉として書き起こしてみます

  1. 具体的な人物名
  2. その人に苦手意識やネガティブな感情を抱いた具体的な場面
  3. その時に抱いた感情や思ったこと

この3つを、メモできましたか?

3.あたなにとって「苦手なあの人」の正体とは?

さて、ここまで考えていただいた上で、「ネタ晴らし」ということではないんですが、その苦手な相手があなたにとってどんな意味を持つのかを考えてみます。

フォークデュオ・ゆずさんの名曲に『』という楽曲があります。

その中に、

人はみんな「」だから

という歌詞が出てきます。

人は「鏡」って、どういうことでしょう?

人間には、様々なタイプ・性格の人がいます。

むしろ、ひとりとして「まったく同じ」人なんていないと思います。

似ていても、必ずどこか違うところがあり、十人十色といいますが、10色どころか、それぞれグラデーションがあって、ひとりとしてまったく同じ色の人はいないんではないでしょうか。

それが、今の世の中では「多様性」という言葉で表現されたりもしています。

なのに、人は「」??

「一人として同じ人はいない」と言いましたが、そうは言っても「人は人」。

人間には、誰しもに同じように喜怒哀楽などの「感情」があります。

怒らない人はいないし、哀しくならない人もいません。

ただ、人によって、「感じ方」や「感情の優先度」が違って、それがグラデーションなんだと思います。

つまり、誰しもに同じ感情・同じ部分は備わっていて、その表現方法や、他人から見える表層部への現れ度合いが違っているんです。

自分が持っている感情は相手にもあって、相手が抱く感情は自分にもある。

それが「人は『鏡』」ということなんだと思います。

前置きが長くなりましたが、ここまでを踏まえて、先程思い浮かべた「苦手なあの人」の話に戻ります。

先程、苦手な相手に「苦手意識」や「ネガティブ感情」を抱いた場面を思い出しました。

では、もし、相手が「鏡」に映った自分だったとしたら??

考えたくもない気持ちはよくわかります。が、ちょっと我慢して考えてみてください。

その相手に自分が言われたりやられて嫌だな、なんかモヤっとするな、と感じたことを、

自分が他の人にしてしまっていたことはないでしょうか?

実際に今はしていないかもしれません。

でも、幼い頃、若い頃にしてしまった過去はないですか?

もしくは、実際には行動に移していなくても、頭の中で他人にそんな思いを持ってしまったことは?

僕自身は、この話を知った時、とても思い当たるところがありました。

心理学的には、「他人の嫌なところ」は深層心理で自分自身に対しても「嫌だな」と思っていることだと言われているそうです。

反面教師」や「人のふり見て我がふり直せ」という言葉があります。

まさに、この事象を言い表している言葉ですね。

つまり、自分にとって「苦手な相手」は、「自分が嫌だと感じること・価値観」を自分に気付かせてくれる存在だと言えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

一連の流れで思考を巡らせていただけた方は、思い当たることがあったでしょうか?

少年漫画やハリウッドのエンタメ映画等には、必ず悪役ライバル的な存在のキャラが登場します。

登場したての頃は、非常に憎々しかったり、本当に恐ろしい存在として描かれますが、ストーリーが進展していくにつれて、何故か徐々にその悪役に愛着が湧いてきたり、ちょっと気持ちがわかっちゃったりすること、ありませんか?

これにも今回のテーマと同じことが言えそうです。

今回思い浮かべた相手を好きになれるか?というと、それはまた別の問題だと思います。

僕自身も、苦手な人を最後は全員仲間にできる!とまでは思ってません^^;

でも、そんな相手から学べること、気付かされることは、多かれ少なかれあると思ってます。

ああいう風にはならないようにしなきゃ・・・

自分もあの時、ついパニックになって、後輩に同じような言動しちゃってたな・・

そんな風に思わせてくれた相手は、あなたにとって、実は大切な「師匠」だとポジティブに考えられたら、ちょっとは接する時に気が楽になるかもしれません。

そこまで思えなくても全然かまいません。

気付かせていただいた上で、「丁重に距離を置く」という行動も大切な選択です。

少しでもみなさんのお役に立てていたら嬉しいです。

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