どうも、かずです
僕は某企業に20年以上勤務し、管理職になりました。
でも、根っからの小心者気質があり、自己主張の強いタイプの上司や部下にはいつもビビッてしまい、うまく自分の意見が言えなかったり、関係がギクシャクして悩んでしまうことがありました。
今回は、自分の経験を振り返りながら、小心者・臆病でビビりな人の心理や原因と、どうやって克服したらいいか?を考えてみたいと思います。
こんなことに思い当たったり興味がある方は、是非最後までご覧ください。
- 臆病で高圧的な人と対すると緊張して思うように立ちまわれない
- 失敗して怒られるのが怖くて、なかなかチャレンジできない
- 部下にも強く言えず迎合してしまう
- ビビりな性格を改善・克服したい
小心者・臆病者の特徴
自分自身を鏡として、僕の考える「小心者」「臆病者」っていうのは、こんなタイプです。
僕が考える「小心者・臆病者度チェック」を作ってみました。
皆さん、どれくらい当てはまるでしょうか?
No. | 項目 | チェック |
1 | 「失敗したらどうしよう」とリスクを恐れるあまり新しい事への チャレンジに躊躇する | |
2 | 未経験や苦手なことに直面すると「自分にはできない」と チャレンジもせず回避することを考える | |
3 | 周りの目や評価がとても気になってしまう | |
4 | 自己主張が苦手。 意見を求められると、周りの目や評価を気にして、本音が言えない (本当は嫌なことでも、受け入れてしまう) | |
5 | 他人にマイナスイメージを持たれることに恐怖心を抱き、 見栄を張ったり強がって、内心ビビっていることを 隠そうとしてしまう ⇒行き過ぎると、出来ないことを出来ると嘘をついてしまう。 | |
6 | 馬鹿にされたり見下されていると感じると非常にイライラする (または悲しい) | |
7 | 「自分の意見が否定されたらどうしよう」「何か言わないと ダメな奴だと思われてしまう」と葛藤し、緊張で言葉に 詰まってしまう | |
8 | 極力、責任を負いたくないので、リーダーや責任者の立場 にはなりたくない | |
9 | コンプレックスや劣等感が強い | |
10 | 相手に「気を遣わせてしまった」「迷惑をかけている」 と思いがち | |
11 | 社交性がない(一人作業が好き) | |
12 | 人見知りで、初めて会う人には緊張する | |
13 | 成功体験や何かを達成したと思える体験があまりない | |
14 | 大きな挫折を味わった経験があまりない | |
15 | 想定外のことが起こったり、沢山のことを一度に求められたり、 突然自分に焦点を当てられたりすると、パニックになり 立ちすくんでしまう | |
16 | 年下や部下でも高圧的な態度だと、つい従ってしまう (偽りの自分を演じて、ストレスを抱え込む) | |
17 | 頼まれると断れない | |
18 | 人に仕事を頼む(任せる)のが苦手 | |
19 | 強い口調で問い詰められると、何も言えず黙ってしまい なかなか言葉が出て来ない | |
20 | 打たれ弱く、少し指摘・注意されただけでも「自分はダメだ」 と必要以上に落ち込み、長く引きずる |
いかがでしたか?
10個以上チェックがついた方は、かなり小心者・臆病者レベルが高いと思われます。
特に、リーダーや管理職などの立場の方だと、お仕事や人間関係で、かなり悩まれたりご苦労された経験もあるのではないでしょうか?
「小心者」「臆病者」の心理とその原因を考える
「小心者」「臆病者」の心理傾向やその原因を考えてみます。
1.マイナス思考・心配性
- いつも何かと不安で心配事が多い。
- 「失敗したらどうしよう」「今やってることはこれで正しいのかな?間違ってないかな?」と、先の心配や「もし」に対する不安が尽きず、ネガティブな思考に陥ってしまう。
- 「自分にできるはずがない」「失敗したくない」というマイナスな思考が人一倍強い。
- マイナス思考が習慣化して癖付いてしまい、自己肯定感・自己重要感を下げてしまう。
僕も、一時期この傾向が非常に強く出ていました。
仕事でも、部下や周りには「失敗したっていいし、チャレンジしよう」と言いながら、人一倍自分自身が「失敗」を恐れていたと思います。
それは何故なんだろう?と突き詰めていくと、
失敗したらみんなから見放される
そしたら孤立して生きていけなくなる・・・
そんな心理が潜在的にあったのだと思います。
2.プライドが高くて自己保身に走りがち
一見、「小心者」と「プライドが高い人」は真逆に思えますよね。
僕自身も、気の弱さは認めつつも、
自分にはプライドなんて大層なものそんなにないしな・・
くらいの感覚でいました。
でも、よくよく考えてみると、心理的には非常に当てはまることがわかりました。
- 小心者は、「他人から嫌われたくない」「世間から否定・非難されたくない」といった恐怖心から、自己主張を控えてしまう。
- 「馬鹿にされたくない」「見下されたくない」はプライドが高い人の典型的な考え方。
- 失敗は自分の評価を下げるという考え方から「失敗したくない」という気持ちが強く、自ら率先して新しいことに挑戦するということがなかなかできない。
- 自分のやり方やペースを変えられたり、否定されるのも苦手。
- 「自分はこうだから」という固定観念が強く、臨機応変で柔軟な対応が求められる場面や、新しい環境に順応しているように見えて、深層心理では抵抗感が強い。
周りからの評価に対する恐怖心・警戒心が強くて、チャレンジするよりは自己保身を優先してしまう。
そんな気質が僕にもありました。
3.責任を負うのが怖くて責任転嫁しがち
職歴が長くなり、職能もあがっていけば、仕事において求められるミッションや目標の質も高くなり、合わせて「責任」を持たされる立場になっていきますよね。
- 真面目で責任感は強いが、「責任は追いたくない(自信が無いため)」
- 責任ある仕事を与えられそうになると、「自分にはそんなことできない」「何かあったら自分のせいになってしまう」という恐怖心が強く、リーダーや責任者といった立場を避けたがる。
- リーダーや責任者に推薦されても辞退してしまうケースや、断り切れず引き受けたとしても、ストレスを抱え込んでメンタル不調に陥るケースも。
- 他人に頼ったり相談することで責任転嫁しがち。
- 危ない橋は渡らず、何かあれば逃げ道を用意しておかないと落ち着かない。
僕の場合、周りから期待されることはとても嬉しくて、
なんとかその期待に応えたい!
と思い、引き受けてしまったけれど、実際に取り組むと自分だけでは達成できず、それを出来ないまま抱え込んでしまって、結果的に他の人にしわ寄せがいってしまう。
つまり結局は責任転嫁してしまう。
ということが、思い返せば結構ありました。。
4.コンプレックス・劣等感から自信が持てず、自己主張が苦手
人は誰しも、多かれ少なかれ、コンプレックスを持っているものですよね。
それは容姿や肩書き、能力など外見的なものだったり、性格などの内面的なものかもしれません。
- コンプレックスから来る「ダメな奴だと思われたくない」「嫌われたくない」という恐怖心がなかなか払拭できず、自己主張が苦手になったり、声が小さくなったりしてしまう。
- 他人から自分がどう見られているのかに敏感で、他人の反応や評価を必要以上に気にする。
- なかなか自分の言いたいことが言えないため、周囲の人間からも何を考えているのか理解を得られない。
- 関係改善しようと歩み寄ってくれる人がいたとしても、「気を遣わせてしまった」「迷惑をかけている」と思いがちで、その気持ちさえ伝えずにいるため、結果自らが人を遠ざける原因となってしまう。
こんなことも僕の過去にはよくありました。
5.成功体験・何かを達成した記憶や挫折経験が少ない
これも小心者・臆病者気質が強まった原因の一つと考えます。
通常、人は失敗や挫折を経験し、それを乗り越えていくことで自信を付けていくんだと思います。
しかし、元々、小心者・臆病者気質があると、
- 失敗することに対して非常に臆病なため、失敗から学ぶということと、成功体験がほとんど無い。
- 成功体験・達成した経験が少ないことで、自信が持てなかったり、自ら選択して道を切り開く能力が身に付かない。
- 挫折を克服する方法を知らず経験も少ないため、失敗が怖い、恥ずかしいことと思い込むことでどんどん臆病体質が増す。
こんな流れで負のループに陥っていくことが考えられます。
6.心に余裕がなく、パニックになりやすい
僕は、複数のオーダーが一気に自分に向かってくると、パニックになって何も考えられない状態になってしまうこともありました。
心理的に考えてみると、こんなことが言えると思います。
- 常におどおどビクビクして自分のことで手一杯になり、周りの状況を把握できていないことが多い。
- 正常な判断が出来ず、余裕が持てないので挙動不審になってしまう。
- 起こったことや求められたことに対して、対応や処理をしようと頑張っているため、「大丈夫?」「どうしたの?」「手伝おうか?」と聞かれても、そっちに構っていられる状態でなくなる。
- 困った状態に置かれた際には、自己主張が苦手で自分から助けを求められない性格が邪魔をして、独りで抱え込んで対処しがち。
人は、問題の渦中に置かれると、盲目的になりやすいと言われています。
例えると、洗濯機の中に入れられてグルグル回されている本人は、目の前がグルグル回ってる世界しか見ていないのに対し、それを外から見ている人には、その当事者の状況がよく見えるイメージです。
小心者は、「不安に思うこと=問題と捉える物事」が人一倍多いため、このような状態に陥ることも多いんだと考えられます。
自分の目に見えている事や自分の頭で考えていること以外、視野に入らなくなってしまい、パニック状態になってしまいやすいと言えます。
7.周りに流されやすい
パニックになりやすいことともつながりますが、周りの目を意識する傾向が強いため、こんなことも言えます。
- なかなか自分の意見が主張できないことも影響し、他人の発言や考えに流されがち。
- 多数決などの場においても、多数派に賛成することが多い。
- 自分の考え方に自信がなかったり、「自分の意見はどうせ通らない」と諦めている。
8.我慢ばかりしている
- 自己主張が苦手なため、いつも何かと我慢を強いられる環境を自らが創り出してしまいやすい。
- 「本当は違うのに」と、心の中では思っていても、口に出して言えず、心に秘めたまま、いつも我慢している。
- 過去の環境・経験から、「自分が我慢すれば、みんなが平和に収まる」と自己犠牲型に性格が形成されてしまったケースも。
僕の場合は、無理して我慢するというよりは、
みんながいいならそれでいいや・・・
といった、「You=OK、I=not OK」という思考が根付いてしまっていた気がします。
顕在意識としては無理してるつもりはないのですが、潜在的には我慢しているという状態ですね。
9.逃げグセがついている
これも、意識的にやっているつもりはなくても、無意識にそういう行動をしてしまう傾向があるというものです。
- 人と関わるのが怖いと感じていると、楽な方へ逃げたくなる。
- 逃げるクセが付いてしまうと、失敗や挑戦することを嫌がるようになる。
- 問題に直面することをしなくなるため、考えることを放棄し、思考停止に陥る。
- 「それが一番楽で、大変な思いをしないで済むから得だ」という考えが定着している。
僕自身、今振り返って一番しんどかった時期は、思考停止に陥っていたと思います。
自分が何を考えているのかすらわからなくなり、意見を求められても何も浮かばない・・・
という状態にまでなってしまった時期があります。
小心者でビビりな性格を改善・克服するためには?
ここまで、自分の過去の経験や感じたことなどを思い出しながら、その時の心理状態や原因を考えてきました。
出してみると、思い当たることは沢山ありますね。。。
ここからは、
じゃあ少しでも改善したり克服するためには何ができるか?
を自分なりに自問自答していきます。
1.「小心者の自分」を否定せずに認め、受け入れる
自分の臆病でビビりな「本心」を、自分自身で否定して目を背けてしまっていては、何も変わりません。
まずは、ありのままの「小心者」「臆病者」な自分を、深く受入れて、深く愛することが必要だと思います。
- 自分を大切にしてくれるのは自分しかいないという前提に立つ。
- 「小心者」「臆病者」と言われても、他人に迷惑をかけることがなければ問題ない。
- 「恐れること」は決して悪いことではなく、”防衛本能”という人として当たり前の反応。
- 恐怖を感じるからといって、「こんなこともできないなんて」「こんなことでビビってるなんて」と自分を責める必要はない。
- 誰でも持っている感情であると、自分をそのまま素直に受入れてあげる。
むしろ、恐怖心が全くなかったら、事故や病気につながったり、重大なミスにも繋がる可能性も高まります。
恐怖心があるからこそ、病気にならないように心身をケアしたり、事故を起こさないように注意をしながら生活を送ることができます。
できれば、「ポジティブ思考:ネガティブ思考=8:2」くらいの割合でいられることを目指したいですね。
2.「自己分析」して、「自分磨き」のためのチャレンジをしてみる
ありのままの自分を認めて受け入れたら、次は自己分析です。
コンプレックスや劣等感を感じてしまっていることがあれば、
それは何故なのか?具体的にどんな場面でそんな感情が湧きやすいのか?
を考えてみます。
そして、コンプレックスや劣等感を感じやすい部分が見えてきたら、自分磨きの手段となる行動を考えてみます。
例えば、
- 外見面なら、健康的なボディラインを目指して運動や食事など、生活習慣を見直したり、ファッションやヘアメイクについて勉強してみる
- 内面なら、知識量を増やすために読書したり、多くの人と接して色んな考え方や感情に触れてみる
といった感じです。
努力した分、周りからそれを気付いてもらえて褒められると嬉しいですし、モチベーションも上がり、目標を達成することで自分に自信もつくため、良いことづくめです。
自信がつけば、周りの目がだんだん気にならなくなってきて、自分の意見も言えるようになってきます。
性格やそれを形成してきた環境・生活習慣はそう簡単に改善したり治せるものではないと思います。
三日坊主とか生活習慣がなかなか変えられないことの本質は、変化が無いことにあります。
「今の自分を変えたい」という気持ちがあるのなら、思い切って「今までやったことがないこと」や、「やらないでいたような新しいこと」を始めてみるのもよいです。
何を始めたらよいかわからないという人もいると思います。
そんな場合は、ノートなどに克服したいコンプレックスなど感じた事を書き出し、やりたい事や問題点を視覚的に見て判断・分析していくことで、これからどうしたらいいかを少しずつ具体的にしていくことをおすすめします。
今までしてこなかったこと、してみたかったことを思い出して、小さなことから挑戦してみると、新しい扉が開かれます。
どうしても挑戦したい事が見つからない場合は、例えば3年後、5年後に「なっていたい姿・状態」を想像して、目標を掲げてみるのも効果的です。
ここで、僕自身の取り組んでいることを一例としてご紹介します。
僕には、幼少期の親からの躾の影響なのか、
「自分が人にされて嫌なことは、他人にもするな」
という思い込みが非常に強いことが、自己分析を進めていくうちに見えてきました。
だから、自分が「されたくないな」、「嫌だな」と感じることは、他人にも絶対にしないし言わない
という思いから、無意識に、心では思った事があっても相手にはそれを伝えなかったり、やんわり受け流してしまう
という行動をしてしまっていた自分に気付きました。
でも、それが本当に「目の前の相手にとっても嫌なことなのか」は、相手次第。
人によって、嫌だと思うこと、むしろ好むことは、極論真逆に捉えている可能性もある
ということに気が付いた時、
相手にはっきり意思表示してあげなかったことで、
相手を傷つけてしまったり、
むしろ重荷・プレッシャーを与えてしまっていたのかも・・・
という考えに至りました。
相手によっては、自分の「嫌だ」という思いを押し付けてしまっていたこともあったと思います。
例えば、僕は理由も言わずに無言でイライラしている感情だけを示されることがとっても苦痛です。
つまり、そういう態度を取られることが嫌なので、相手に対しても同じことをしてはいけないという自分の勝手な思い込みがありました。
そこで、そういう態度を示された相手に対して、自分はイライラしている理由をしっかり伝えようと思って、
なんでイライラしてるか教えてくれないとわからないよ!
と問い詰めてしまったことがあります。
でも、その相手は、自分のイライラしている原因を僕に告げることで、さらに僕を傷つけでしまうかもしれないという配慮から、自分の中でそのイライラをなんとか収めようとしてくれていたんだと後で話してくれました。
今は、そういう自分の思い込みに気付くことができたので、少し冷静になって相手をおもんばかることにチャレンジしています。
そんな簡単に変われないので、同じような場面で傷ついたり悲しくなったりは今でもしてしまいますが、少し時間をおいて冷静に考えて、自分の気持ちを押し付けるだけでなく、相手の気持ちに思いを馳せることを努力しています。
何もせず何も感じないようでは克服や改善はできません。
まずは無理のない範囲で自分に合った出来そうなことから何か始めてみる事が大切ではないでしょうか。
3.「やりたいこと」と「社会的意義」を結び付けて考えてみる
何かをやるときに、自分の評価や利益を優先してしまうと、リスクを考えた時に
「失敗したら自分の評価が下がってしまう」「大きな損失を出してしまう」
⇒「だからやりたくない」
という恐怖心から行動できなくなってしまったり、いざ行動に移せたとしても思い通りいかなかった時に、思いっきり挫折して立ち直れなくなりやすいです。
一方で、恐怖心はあっても「誰かの役に立てるなら、自分がやらないと始まらない」と考えて行動ができれば、例えうまくいかなかったとしても「待ってくれている人がいる」ということが原動力となり、挫折せずまた行動を続けていきやすく、最後までやり遂げられる可能性が高まります。
自分のエゴではなく、「社会のため」「世のため人のため」と思う習慣をつけると、多少は恐怖心を軽減することができます。
そして、社会のため、人のためにとった行動は決して無駄にはなりません。必ず、誰かに影響を与えることができます。
4.勇気を出して、小さな行動を起こしたり自分の意見を主張してみる
意見や主張をすることは悪いことでも恥ずかしいことでもありません。
主張することで相手に自分を知ってもらえることで、付き合いやすい関係性も築けるようになり、自分にとってより望む環境に近づける可能性が高まります。
意思表示は自分にとっても、相手にとっても大事なことです。
但し、前述のとおり、自分の意思を主張することと、それを押し付けることは別です。
相手が自分の主張に賛同してくれなかったり、反論してくることだってあります。
が、それが当たり前だと思うことも大切です。
人間全員が同じ意見なんてことはあり得ません。
それぞれの環境、前提の上に、それぞれの意見・考えがある。
この前提は僕にとっても非常に大切にしていることです。
また、小さな行動を起こしてみること。これも大切ですが、必ずしも望む結果にならないことの方が、むしろ多いかもしれません。
自信は一朝一夕で身に付くものではありません。
失敗すること・うまくいかないことが当たり前。
失敗や挫折を何度も繰り返し、色んな経験をすることで少しずつ自信を付けていくのだと思っておきましょう。
また、個人差や得手不得手もあるため、なかなかうまくいかなかったり自信が付かなくても焦らないことも大事だと思います。
僕も失敗続きですが、「だいじょうぶだいじょうぶ」「焦らない焦らない」を心の流行語にしてます^^
5.「小さい成功」をしたら、自分を褒める
誰かに褒めてもらったり認めてもらったら嬉しいですよね。
でも、誰かの称賛を待つのではなく、自分で自分を褒めるってこともしっかりしてあげましょう。
本当に「小さな」ことでいいんです。例えば、
「早起きして〇〇が出来た」「〇〇ということを知った・覚えた」「勉強して実践してみたら〇〇が出来るようになった」など
どんな些細な変化・成功でも、成果を感じられたら、まずは自分を褒めてあげること。
最初は慣れなくてなかなかできないかもしれませんが、毎日寝る前に1日を振り返って、1つでも、「今日はこんなチャレンジをした」「これができたな」と褒めるように心掛けると良いです。
僕の経験上ですが、
自分の頭の中には常に様々な思考が浮かんでは消えてを繰り返します。
考えるだけだと他の思考に押し流されてしまうため、出来れば日記やメモを付けるのがおすすめです。
僕の大好きなレミオロメンの楽曲の歌詞に、こんな一節があります。
心の足跡は嘘をつかない
素敵なフレーズだなーと思います。
その日、心で感じたことは、後から振り返ってもずっと「素直なその時の心」として残ります。
自分を褒めることでポジティブな考え方・マインドセットを身につけると同時に、成功体験を積み重ねることで自信にもつながっていきます。
6.自分のタイミングを見つける
僕は人と話していて、沈黙が起こると、「何か言わなきゃ」と思って余計な一言を言ってしまい、相手の考えを遮ってしまったり、話の流れを悪くしてしまったという経験も多いんです。
小心者がパニックになりやすいのは、相手を気にし過ぎて答えを出すのに焦ってしまうため。
そこで大切だと感じるのが「自分のタイミング」です。
- 答えを出す前に一旦ワンクッション置き、落ち着く「間」を持つ。
- 話し始めや動き出す前に、自分のタイミングを見つけることが出来れば、思い付きで発する言葉や行動を抑え、リズムが出てくる。
自分の中で考えがまとまらないまま慌てて話し始めて失敗しないためにも、一旦落ち着いて頭の中で話を組み立て、それから話し始めるタイミングを、自分なりに見つけていけるとよいですね。
7.どうしてもやるのが怖ければ、他人に頼る
ここまで、自己分析して、コンプレックスや劣等感を改善・克服するためにできる「小さなチャレンジ」を積み重ねるという話をしてきました。
失敗してもいいので行動してみることで、そこから学び、成長できると。
事実、何もしなければ、変化は起こりません。
でも、人には誰だって、どう頑張っても克服できないこともありますよね。
そんな時の最終にして最高の奥義。それは、
人に頼って良い
ということです。
むしろ、無理矢理に自分で何とかしようとした結果、パニックになって周りにもっと大きな二次災害を起こすなんていうこともあり得ます。
自分で何とかしてみようという心意気はとても素晴らしいことです。
でも、無理な時に「無理」という勇気も必要です。
まとめ
自らもかなりの「小心者」「ビビり」だと自覚している僕でしたが、何とか変わりたくて考えてきたこと、チャレンジしてみたことをまとめてみました。
同じような悩みを抱えている方、少しでもヒントになるものがあったら幸いです。
「小心者」「臆病者」が良いとか悪いとかいうことではなく、これは性格であり、個性です。
でも、社会では協調性や社交性が求められ、自己主張が苦手だと苦労が絶えない状況に置かれることもありますよね。
一度きりの人生。できるだけ楽しく幸せなものにしたくて、僕も努力を続けています。
まずは自分自身をありのままに受け入れるのが改善への第一歩。
恐怖心は誰もが持つ感情ですから、必要以上に卑屈になることはないと言い聞かせてます。
出来ることからコツコツ行動し、経験値を増やすことで恐怖心も自然に薄れていくんだと思います。
しかし、苦手なことも全部自分でやろう・抱え込もうと思うと苦しくなってしまうので、
どうしても克服できないことは誰かに頼ってもいい
くらいの軽い気持ちで日々を送っていきましょう!
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