『ウッチャンナンチャン』の内村光良さんがMCを務める日曜お昼の番組『スクール革命!』(日本テレビ系)。2022年2月13日の放送では「令和の夫婦事情」がテーマでした。
当日のゲストのお笑いコンビ『なすなかにし』中西茂樹さんをターゲットに、奥様から過激な言動を示し、彼が〝優しい夫〟なのかを検証するドッキリ企画が放送され、視聴者に賛否両論が起こっているようです。
「自己主張が苦手」という方もいらっしゃると思いますが、放送を拝見して感じたことと合わせて考察してみますので、気になった方は是非最後までご覧ください。
お笑いコンビ『なすなかにし』のプロフィール
松竹芸能に所属する日本のお笑いコンビ。
メンバー
引用元:Wikipedia
那須 晃行(なす あきゆき)さん
1980年12月14日~(41歳)。ツッコミ担当、立ち位置は向かって右。
中西 茂樹(なかにし しげき)さん
1977年9月24日~(44歳)。ボケ・ネタ作り担当、立ち位置は向かって左。
メガネかけてる方。
2017年1月31日、高田紗千子さん(梅小鉢)との結婚を発表。
スクール革命!のドッキリ企画で神夫!?
2022年2月13日の『スクール革命!』では、『なすなかにし』の中西さんが〝神夫〟つまり、優しく素敵な夫なのかを検証するドッキリ企画が放送されました。
妻でお笑いコンビ『梅小鉢』の高田紗千子さんが仕掛け人となり、次のようなドッキリを次々と仕掛け、愛する妻のお願いをすべて受け入れるかを検証。
- 塩辛すぎる卵焼きを食べさせる
- 業務用の大きなフライヤーを誕生日プレゼントにねだる
- SNSで絡んできた男性に電話番号を教えており、中西さんの前で掛かってきた電話に出る
- 「地方に住む親戚のおじさんを同居させてよいか」と聞く
- なすなかにしの漫才で利用する大切な仕事道具を誤って捨ててしまう
中西さんは、途中で葛藤しながらも、すべてを受け入れて、〝神夫〟として崇められるという結果でした。
放送後のネット上での視聴者の声には、中西さんに絶賛の声も寄せられる一方、企画内容に対しては、
- ドッキリの内容がひどくて嫌な気持ちになった。
- 中西さんがかわいそう。優しい夫の意味が違う。
- 「怒らない」から「神夫」ってのは間違っている。
といった批判的な意見も多く見受けられました。
自己主張が苦手な人のパターン
中西さんの葛藤しながらも優しく妻の要求に応えていく姿を見ながら、自分だったら・・・と考えてしまいました。
僕自身、結構、自己主張が苦手で、会社で意見を主張したり、部下を叱ることに抵抗があって、自己主張の強い部下にどう返してよいか悩むこともしょっちゅうでした。
みなさんの中にも、部下から「あなたの意見を聞かせてください」「指示をください」「若手をちゃんと叱ってください」等と言われて、うまく話せなかったり叱れず悩まれているリーダーもいらっしゃるのではないでしょうか?
僕自身の経験から言うと、自己主張の強い人をパワハラに感じたり、逆に、自分は言えないから羨ましいと感じることもありました。
「他人軸」と「自分軸」
そんな時、「他人軸」「自分軸」というものを考えてみてください。
①他人軸(他者依存)
- 「~された」
- 「~のせい」
- 「言わなくてもわかってくれるでしょ?」
という考え方。
②自分軸(自立・自己主体)
- 「~させてしまった」
- 「すべて自分の責任(自分で決めて自分でコントロール)」
- 「人とは分かり合えないのが普通」
という考え方。
”目の前で起こった事実”は同じでも、”それをどう捉えるか、考えるか”はその人次第。
「他人軸」だと、相手が変わってくれない限り、自分が良くなることはありません。
でも、「自分軸」の考え方で捉えていけば、周りに振り回されることもなくなります。
自己主張が苦手だなと思う人は、こういう考え方・捉え方もあるんだなと知っているだけで、少し気が楽になると思います。
まとめ(感想)
僕は、今回の放送を見て、
中西さんは他人軸な訳ではなく、自分軸で「奥さんにそうさせてしまった」「自分が何とかしてあげないと」「守ってあげないと」という考えで生きている方なのでは?
と感じました。
僕もそういう考え方で生きていきたいです!
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